2015年12月06日

第15回南京大虐殺長崎証言集会ご案内

石秀英さん.jpg被害者の声に、まなざしに、直接ふれてください
第15回 長崎と南京を結ぶ集い
― 南京大虐殺生存者長崎証言集会 ―

 今年も12月13日が近づいてきました。1937年のこの日、日本軍は南京を陥落させ、6週間以上、虐殺、強姦、略奪、 放火等を繰り返しました。この南京大虐殺という出来事は 中国の人々、とりわけ被害者の方々にとって、深い悲しみと苦悩の記憶に結びついています。
  一方、日本では、今年10月の南京大虐殺のユネスコ世界記憶遺産登録への抗議など、被害の矮小化や、「南京大虐殺はなかった」といった主張が未だ堂々となされています。被害者は、過去に日本軍によって生命や尊厳を奪われたうえ、現在も否定され、忘れ去られようとしているのです。
  私達はこの現状を変えようと、毎年生存者の方を南京から招聘し、集会を開いています。高齢の生存者が日本で証言をされるのは精神的・肉体的に大変なことに違いありません。日中の対立が煽られている今こそ、多くの方に、歴史の証人である生存者の声に耳を傾けていただきたいと思います。ご参加をお待ちしています。

【プログラム】
◆南京大虐殺生存者 石秀英さんの証言
◆ビデオ上映
@南京市民の救護にあたった英国人牧師が見たもの 『マギー牧師の証言』
A元日本兵による証言ドキュメンタリー 『南京の松村伍長』

日 時 : 12月12日(土)14時~16時
場 所 : 教育文化会館2階大会議室
入場料: 一般 1000円/学生(大・高・中) 500円



【プログラム詳細】
●南京大虐殺生存者による証言

石秀英さん
  1937年当時11歳だった石秀英さん(現在88歳)は、両親・下の姉・弟妹と鼓楼区に住んでいました。上の姉は嫁ぎ、兄は働きに。日本軍が南京市内に入った12月13日、父がおばに醤油と塩の交換を頼まれて出かけてから行方不明に。二日後、いとこが父の遺体を、他の多くの遺体と積み上げられているところを見つけたとの知らせが。
 その後、兄と弟が水汲みに出た際、兄が突然日本軍のトラックに連れ去られ、そのまま帰ってくることはありませんでした。母も心労から重病になり、5年後に亡くなりました。
(2014年の南京日報掲載の証言より要約)

●元日本兵の証言ドキュメンタリー
『南京の松村伍長』
 この作品は、実名で、死の直前まで南京での加害行為を語る元兵士の姿を追った大変貴重なものです。第16師団歩兵第33聯隊に応召した松村芳治さんは、自身の体験を含めた日本軍による無辜の市民の虐殺、「上からの命令は疑問に思うことすらなかった」という軍隊の生活などを語っており、その内容は、8年にわたる取材の間一貫していたといいます。彼の心のゆれや痛みも垣間見られるこの作品は、南京の被害者・元日本兵への膨大な聞き取りを行ってこられた銘心会・南京の松岡
環さんの手によるものです。
(監督/松岡環・山崎まゆみ 30分)

●救護活動から見えた南京大虐殺
『マギー牧師の証言』
 リバレンド・ジョン・マギーは、日本軍が南京を侵略した際に設置された国際安全区の赤十字の責任者でした。彼は、負傷したり強姦の被害を受けた人々の救護に奔走する傍ら、被害者の状況を日記や映像に記録。これは、大変重要な資料となり、彼は東京裁判で証言もしています。
 マギーは、日本人への復讐心をかきたてるためではなく、この戦争の恐ろしさを理解し、合法的手段で日本が仕掛けた紛争を停止してほしいとの意図で映像を記録したと書き残しています。

以上
posted by toratanu21 at 23:16| 主なニュース・ご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする