2015年03月05日

「ヨーロッパ連合EUから学ぶもの」近現代史講座第5期第6回ご案内

ブログ近現代史講座5期6回写真.jpg皆さま

今回は地理的・歴史的な関係から、近隣諸国との信頼関係構築、いわば付き合い方をヨーロッパ連合に学びます。そしてそこから、日本が東アジアにおいて今後どのような姿勢をとり、何をしていくべきなのかを共に考えていきましょう。
ぜひ多くの方、ご参加ください!
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日本の近現代史 第5期 第6回
 ヨーロッパ連合EUから学ぶもの
レポーター:門 更月さん(高校教員)
日時:2015年3月14日(土)14時〜16時
場所:長崎県教育文化会館 401号室 (長崎駅前電停より徒歩3分)

※どなたでも自由に参加できます。参加費(資料代)300円が必要です。

【講座概要】
 ヨーロッパ連合EUは発足時の6カ国から2013年のクロアチアの加盟で28カ国となった。人口は約5億人,GDPはアメリカをやや上回り,世界全体の4分の1強を占めている。EUというと,域内における市場統合やユーロによる通貨統合という経済共同体のイメージが強いが,今やEUは,欧州議会の直接選挙が実施されたり,大統領も選出している,地域統合体として発展してきた。
経済統合ばかりでなく,外交・安全保障分野や警察・刑事司法分野における協力枠組みが新たに設けられたり,平和や基本的人権の尊重という概念が加盟国間の共通理念となってきている。EUがこれまでのヨーロッパの平和安定・協調路線に大きく貢献してきたことはまちがいない。そしてそこにはドイツの真摯な戦後補償の取り組みが大きく関わっている。
 一方,東アジア地域ではASEAN10カ国に日本,中国,韓国の3カ国が中心となって経済分野での協力が進められてきたのは確かだが,近年その動きは鈍い。また日本は戦後70年かつて侵略したアジア諸国に対して十分な戦後補償を行って信頼を醸成してきたとはいえない。さらに現在の日本の政治状況は「東アジア共同体」からほど遠く,中国・韓国との政治的な軋轢を生んでいる。
 東アジアにEUのような共同体は可能だろうか? 「東アジア共同体」はどうすればできるのだろうか?
 地域統合体の果たす役割を確認しながら,そのために日本が何をしなければならないかを参加者のみなさんとともに考えたい。
posted by toratanu21 at 11:18| 主なニュース・ご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする