2013年08月26日

カナダのピース・フィロソフィーセンターのサイト

カナダ在住の乗松さんから、ピース・フィロソフィーセンターのサイトに、オリバー・ストーン監督が来館されたときの写真と、あと早朝集会のメッセージを載せたということで、本日ご連絡いただきました。ぜひご覧ください。

オリバー・ストーンが訪れた長崎「岡まさはる」平和資料館館長、高實康稔氏に
よる朝鮮人原爆犠牲者追悼のメッセージ
http://peacephilosophy.blogspot.ca/2013/08/blog-post_26.html
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2013年08月17日

オリバー・ストーン監督インタビュー記事紹介

オリバー・ストーン監督と、アメリカン大学歴史学部のピーター・カズニック准教授のインタビュー記事です。その鋭い指摘は、一読の価値ありです。

「戦場に行ったこともない奴が語る愛国主義には吐き気がするよ」
オリバー・ストーン監督に聞く戦争と歴史

http://www.huffingtonpost.jp/2013/08/13/oliver-stone_n_3752018.html

<資料館関連部分一部抜粋>
■被爆展示が「衝撃的すぎる」として内容を変える動きもあります。一方で、過去にあった出来事を直視しなければならないという意見もある

カズニック氏:
日本では、子どもたちが遠足や修学旅行などで広島・長崎を訪れ平和学習をするという伝統があるが、年々、訪問者数は減少傾向にある。しかし、それは日本だけの現象ではない。アメリカ・ワシントンD.C.にある「ホロコースト・ミュージアム」も同様だ。訪れる子どもたちへのショックを考慮するという理由で犠牲者の写真や資料などの展示が減らされているのだ。将来を担う子どもたちが過去の歴史を知ることはとても重要であり、この問題への対処は真剣に考えなければならない。

ストーン氏:
広島・長崎の資料館の充実ぶりには驚いた。あのような施設がアメリカにも必要だ。

カズニック氏:
アメリカには日米戦争についての資料館はほとんどない。オハイオ州・デイトンの空軍博物館に長崎に原爆を投下したB-29「ボックスカー」の機体と原爆のレプリカが展示してある程度だ。

ストーン氏:
長崎で「岡まさはる記念長崎平和資料館」に立ち寄った。私設の資料館だが、戦争で日本軍が関わった「加害」に関する写真や証言など多くの展示があり非常に感銘を受けた。

戦争中、シンガポールやベトナム、マレーシアなどアジア太平洋地域で日本軍が何をしたか。慰安婦の問題もあるし、中国や朝鮮の人たちを強制労働に駆り出したことも事実だ。日本の軍人が笑みを浮かべながら人間の首を切り落としている写真を見たことがある。彼らにとっては「男らしさ」の証明だったのかもしれないが残酷すぎる。私もベトナムで普通の人間が残虐性を増して行く光景を目の当たりにした。

日本にも「まだ語られていない歴史」がたくさんあるだろう。戦争被害の実態とともに加害の事実にも関心を向けなければいけない。

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2013年08月16日

オリバー・ストーン監督来館!

10日、アメリカの社会派映画監督オリバー・ストーンさんが、長崎での活動の最後に、当資料館に来館されましたexclamation×2
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監督は、高實理事長の説明を熱心に聞かれ、「公的な博物館になるべきだ。東京にもなければならない。小さいが、とても深い記憶を残している場所だ」と、展示を評価してくださいました。
またこの様子は、16日深夜2時のNHKワールドの「Newsline」という英語ニュース番組にも採り上げられました。残念ながらこちらは英語のみですが、世界中に資料館の存在が報道されます。スゴイひらめき
なお、監督の来訪時の様子については、追って資料館の広報誌等でお知らせいたしますかわいい

※写真は、2013年8月11日付長崎新聞記事。クリックすると記事が読めます。
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2013年08月14日

2013年長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼早朝集会報告

今年も、猛暑の朝に、長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼早朝集会が開催されました。

昨年と同じく朝鮮総連長崎県本部委員長の金鐘九さん、また、韓国原爆被爆者二世の会会長の李太宰さんの静かな笛の音と韓国の学生たち。

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今年はさらに、パレスチナで闘うマーチン・クムシエ教授夫妻の連帯の挨拶がありました。

マーチン・クムシエさんは、パレスチナのベツラホール出身のパレスチナ人活動家です。
パレスチナの大学を出た後、アメリカに移住しイエール大学の教授となりましたが、パレスチナの独立とイスラエルの占領と闘うため永住職の権利を捨てて再びパレスチナに舞い戻り、非暴力抵抗運動でイスラエルと闘っています。
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ジェシー・クムシエさんは、マーチンさんのお連れ合いで、台湾出身です。
アメリカに留学中、マーチンさんと知り合い、結婚。その後、一緒にパレスチナに戻り、共にイスラエルの占領政策に対し非暴力抵抗運動で闘っています。
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お二人はそれぞれ、パレスチナをはじめとする被抑圧者への連帯と、お互いの人権を守ろうと呼びかけられました。

集会の最後に、高實代表によるメッセージが読み上げられ、日本政府の無責任さを鋭く指摘しました。


メッセージを読む
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2013年08月07日

長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼早朝集会等、もろもろご案内

tuitouhi.gifこれまたいささかぎりぎりのご案内ですが、

8月9日は是非、長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼早朝集会にご参加ください。
爆心地公園の一角にある、長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼碑の前です。
早朝7時半より、1時間ほどです。お仕事のある方でも参加できるようにと、毎年早朝に行われています。

また、お時間あれば、平和公園内の中国人原爆犠牲者追悼碑もお訪ねください。今年7月、3カ国語での説明板が設置されました。歴史の真実を記してあります。

さらに平和公園の入り口階段脇に防空壕跡が展示されています。横にエスカレーターがありますが、これのおかげで貴重な防空壕跡が一部破壊されました。アメリカが戦後、核シェルターの参考にしたという被爆遺構です。是非、チェックしてみてください。

そして最後に、当日10時から、ピースウィーク市民集会が爆心地公園にて開催されます。国内外、さまざまな人たちが集います。誰でも気軽に参加できる集会です。

あ、前日の8日は、
午後1時から「被爆体験を語り継ぐ会」(講演は下平作江さん)、勤労福祉会館。参加費500円。
また同日午後6時から、オリバー・ストーン監督のシンポジウム「アメリカ史から見た原爆投下の真実」も開催されます。勤労福祉会館で、参加費千円です。(ピースウィーク協賛券持参の方は無料)

というわけで、ほかにも山のようにイベントがありますが、ぜひ上記集会にもお越しくださいひらめき
posted by toratanu21 at 01:53| 長崎の平和運動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「慰安婦」コーナー、プチリニューアルしました!

8月に入り、「慰安婦」コーナーの壁面、「慰安所」マップ、また年表、それから国内外の意見書等のファイルなどをリニューアルいたしました。「慰安婦」制度は明確に強制であり、またこの議論は既に国際社会でも決着が付いていることが分かるものとなっています。
ぜひ、ご覧ください。

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2013年08月02日

徐正雨(ソ・ジョンウ)さん12回目の命日

軍艦島の堤防の上で証言する徐さん.jpg
8月2日、今年も、徐正雨さんの12回目の命日がやってきました。

いまやストリートビューなどで世界にその存在を知られるようになった端島(軍艦島)。
しかし、別名「監獄島」とも呼ばれるその隔絶された島では、今や見ることがかなわぬ地の底で、過酷な労働に苦しめられた人々の存在がありました。

その証人であったのが、徐正雨(ソ・ジョンウ)さん。
徐さんは軍艦島(端島)に14才で強制連行され、海底炭鉱で苛酷な労働を強いられました。
その後、長崎市内の三菱造船所で被爆、その後も生活苦と強制労働や被爆による病苦に苦しみ、「青春をかえせ!健康をかえせ!差別をなくせ!」と、日本政府、三菱、そして日本人の差別とたたかい続けた、壮絶な人生でした。
私たちは、徐さんの叫びを、慟哭を、忘れることはできません。また、忘れてはなりません…。

※徐さんについては、追悼文集「その誇り高き人生」(頒価1000円)、また以下のサイトをご覧ください。
http://www.d3.dion.ne.jp/~okakinen/2kai/hasima.html

また、軍艦島への強制連行、強制労働については
「軍艦島に耳を澄ませば−端島に強制連行された朝鮮人・中国人の記録」長崎在日朝鮮人の人権を守る会編 社会評論社 2200円+税
http://www.shahyo.com/mokuroku/war_peace/war_crime/ISBN978-4-7845-1506-6.php
をぜひ、ご一読ください。(当資料館でも販売しております)


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