2011年11月21日

朴ミンギュさんの5回目の命日

ブログ用朴さんどてら.jpg今日11月21日は、朝鮮人被爆者であり、資料館にとって大切な存在だったパク・ミンギュさんの5回目の命日です。

朴さんの孫娘のようだった、資料館スタッフまるふくさんが、現在留学中のフィリピンから、パクさんの命日にと、写真と思いを寄せてくれました。
(写真は、どてらを着て、大好きだったタバコをおいしそうにくゆらすパクさん)

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スタッフまるふく@フィリピンです。
私達の資料館では、日本の加害の歴史について様々な資料を展示していますが、展示のメインのひとつが朝鮮人被爆者に関するものです。原爆が投下された当時、長崎には多数の朝鮮人労働者がいました。強制的に連れてこられた人も少なくありませんでした。岡正治さんら市民の調査で、そのうちの約2万人が被爆、約1万人が死亡したことがわかっています。このブログをご覧になられる方ならすでにご存知かもしれませんが…。
私は10年くらい前に来館者として資料館に行くまで全く知りませんでしたよ!本当にショックでした。

前置きが長くなりました。11月21日は、朝鮮人被爆者であり、被爆体験の語り部であり、朝鮮人被爆者協議会の会長でもあった朴ミンギュさんの命日です。朴さんは、私達の資料館にとっても、とても大切な方でした。2006年にお亡くなりになってから、「朴さんがいてくださったら」と思うことが何度もありました。
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2011年11月19日

資料館第16年度総会開催

small.png今年も、資料館総会の時期になりました。

会員の皆さま、万障お繰り合わせの上、ぜひご出席ください。

日時:11月23日(水・祝)14:30〜16:30
場所:教育文化会館4階 401会議室

資料等は既にお手元に郵送されていると思いますので、各自、それをお持ちください。
また、やむなく欠席の場合は、委任状葉書の送付もしくは資料館まで何らかの形でご連絡をお願いします。

なお、総会の前の13:00〜14:30に、第9回日中友好・希望の翼、第11次岡まさはる記念長崎平和資料館友好訪中団の報告会を開催します。
こちらは会員以外の方も、どうぞご参加ください!

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2011年11月08日

「宗教は強制なのか、それとも共生か」〜近現代史講座第3回のご案内

「もう一度学ぼう! 日本の近現代史」連続公開市民講座第2期第3回

「宗教は強制なのか、それとも共生か」

レポーター:原 和人 (銀屋町教会牧師)

 日時:2011年11月12日(土)14時〜16時
 場所:長崎市立図書館 研修室

 ※どなたでも自由に参加できます。参加費(資料代)300円が必要です。
 主催&問合せ:NPO法人 岡まさはる記念長崎平和資料館(820ー5600)


【講座概要】
 世界の歴史・文化・争いは宗教なしには語れないほど、人間とは切っても切
れない関係である。その宗教には神(仏)と呼ばれる見えない大きな力の存在
がある。それを古代の人々は「something great(偉大なる何か)」とも呼ん
だ。この偉大なる何かと共存することで人間の営みは保たれ、人間同士も「共
に生きる」ことを大事にした。

 だが15世紀頃、「領土」「支配」「勝利」が国家に必要であるという観点か
ら、宗教は共生から強制へと変化する。特に大航海時代の2大大国に「見つけ
た土地はすべてその国家のもの。ただし、キリスト教を布教すること。」とい
う許可を与えたトルデシリャス条約は、宗教が現地の人々を強制的に国家に従
わせるアイテムになった。この結果、国家が宗教を利用し、宗教が国家を利用
するという図式が出来上がる。

 近代の日本もその図式に気付いていた。人を陰から強制的に動かすアイテム
として宗教は必要不可欠であり、「something great(偉大なる何か)」を利
用して植民地の人々の心を縛る。戦争においては「正しい戦争」を兵隊の心に
叩き込み、殺人を正当化した。そして、それに抵抗する者達は抹殺された。

 今回の講座では、宗教と国家が手を組んだとき、双方が持つ本来の役割が変
化し、人を強制的に恐怖で縛り、従わせるアイテムに変化し、「正しい戦争」
を強制していった経過を日本の近現代史にスポットを当て、宗教者の視点で出
来るだけ客観的にお話ししたい。



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