2010年02月27日

小説『軍艦島』対話集会、無事終わりました

このブログでもご紹介していた、「小説『軍艦島』刊行記念 韓水山さん・川村湊さん対話集会」が、2月22日、無事に行われました。月曜の夜でしたが、60名くらいの方が参加してくださいました。資料館のイベントでは初めてお見かけする方も多く、嬉しかったです揺れるハート

韓先生からは、日本との出会い、小説を書くに至った経緯などもお話しいただきました。川村先生が「戦争当時の日本は、国全体が“軍艦島”化していた。タイトルにはその意味もある」という意味のことをおっしゃったのも印象的でした。詳しい内容は次号の西坂便りに掲載しますぴかぴか(新しい)

会場から質問された方の中には、お父様が端島(軍艦島)育ち、ご自身は高島育ちという方がいらっしゃいました。その方は、「これらの島々と、そこでの生活にノスタルジーを持っている自分のような人間は、これから強制連行などの歴史にどう向き合っていけばよいのか」という発言をなさいました。このようなことを考え、発言するのは、おそらくとても勇気が必要だったのではないかと思います。

私には戦争体験はありませんが、自身の戦争体験を相対化し、他者の視点から、それも抑圧された側の視点から戦争をとらえなおすというのは、精神的に大変な作業なのだと思います。でも、それは戦争体験者だけでなく、この社会全体でとりくまなければならないことだと思います。

この『軍艦島』という小説は、そのために私たちの背中を押してくれる存在でもあるのではないかと、質疑応答を聞きながら思いました。(まるふく)
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2010年02月17日

来崎間近のビッグなゲスト、韓水山先生の本紹介します☆

こんばんは〜。昨日は韓国語講座の日でした。だんだん本格的になってきて、「忙しいから復習できんかった〜」とか言ってるとわからなくなりそうです。SMAPの草なぎくんって超忙しいはずなのに、あんなに韓国語しゃべれてすごいなあと今頃思ったしだいですあせあせ(飛び散る汗)
私も頑張らないとexclamation

まあ、そのことは置いておいて。下の記事の通り、今度の月曜日に韓国からビッグなゲストを長崎にお迎えしてイベントをしますよexclamation×2
2月22日(月)18:30〜
小説『軍艦島』刊行記念
著者韓水山(ハン・スサン)さん 監訳川村湊さん 対話集会exclamation×2

詳しいことは、下の記事の詳細をご覧ください。
対話集会には参加できないけど、本には関心があるという方も多いと思いますので、『軍艦島』の表紙などを載せておきますね目

韓水山(ハン・スサン)『軍艦島』(川村湊監訳,作品社,2009年)
上下巻各2,400円(税抜)(原題は韓国語で「カラス」)


軍艦島上/小.jpg
軍艦島下/小.jpg








ネットの書店でも買えますが、品切れになっているところもありました。表紙画像は帯も付いたものですが、文字が見えにくいでしょうか。上巻の帯には「注目の歴史遺産に秘められた朝鮮人徴用労働者たちの悲劇」「地獄の海底炭坑に拉致された男たちの苦悶を描く空前の大河小説」とあります。下巻の帯には「決死の島抜けの後遭遇する長崎原爆の地獄絵。一瞬の閃光に惨殺された無量の人々」「無告の被爆者に捧げる痛哭の哀傷歌」とあります。
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小説「軍艦島」刊行記念対話集会ご案内

小説「軍艦島」刊行記念対話集会
   韓水山さん(作者)& 川村湊さん(監訳)


韓水山端島2(ブログ).jpg 植民地下朝鮮より長崎へ連行され、過酷な労働を強いられた朝鮮人労働者の苦悩を描く渾身の小説「軍艦島」。待望の日本語版刊行を記念し、作者・韓水山さんと、監訳を担当された川村湊さんとの対話集会を開催します。
ぜひ、多くの方お越しください。

韓水山 ハン スサン
1946年韓国江原道生まれ、作家。1972年に作家デビューし、91年「他人の顔」で韓国で最も歴史のある「現代文学賞」を受賞するなど、数々の文学賞を受賞。81年、小説「欲望の街」の中で当時の権力者を批判し、弾圧を受ける。
88年に来日し、東京に4年間滞在する中、韓国・朝鮮人被爆者の実態を知り90年に初来崎。韓国中央日報に93年から端島を舞台とした小説の連載を始め、2003年に「軍艦島」(原題は『カラス』)を完成させる。

川村湊 かわむら みなと
1951年北海道生まれ、文芸評論家。80年「異様なるものをめぐってー徒然草論」で群像新人文学賞。82年から韓国東亜大日語日文学科で教え、その後母校の法政大学で教鞭を執り、現在国際文化学部教授。04年「補陀落観音信仰への
旅」で伊藤整文学賞、08年「牛頭天王と蘇民将来伝説」で読売文学賞。その他著書として「戦後文学を問うーその体験と理念」(岩波新書 95年)「狼疾正伝 中島敦の生涯と文学」(河出書房新社 09年)など多数。

日 時:2月22日(月)18:30〜20:30 開場18時
場 所:長崎県教育文化会館 長崎市筑後町2-1
参加費:一般1000円 学生500円

主催:長崎純心大学 095−846−0084(担当・長野)
   NPO法人岡まさはる記念長崎平和資料館 095ー820ー5600

※写真は軍艦島と韓水山さん

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2010年02月15日

韓国のお雑煮を食べながら…

昨日から旧正月ですね〜グッド(上向き矢印)
旧正月は、(ウィキペディアの受け売りをすると^^;)中国・台湾・朝鮮半島・ベトナム・モンゴルでお祝いされる旧暦のお正月です。
華僑の人々が多く住む長崎では、中国の旧正月「春節」に合わせてランタンフェスティバルというお祭りが盛大に開かれていますどんっ(衝撃)
(↓フェスティバルの公式サイト)
http://www.nagasaki-lantern.com/index_2.html

写真みたいなちょうちん型のランタンばかりでなく、中国の故事にちなんだ人物や動物のランタンもたくさん街にお目見えします。比較的新しいお祭りですが、街を歩いているとそこら中に謎のおじさんとか、コワかわいい動物のオブジェがあるのにも慣れてきました…ドコモ提供

ランフェス


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