2008年10月29日

中国人強制連行裁判不当判決と集会、そして上告


中国集会081021.JPG大変遅くなりまして申し訳ございません。

もう皆様ご存知のとおり、長崎の中国人強制連行裁判の福岡高裁判決は、事実認定をしながらも、個人の賠償請求権は放棄されたとする最高裁判決を踏襲、除斥および時効も成立しているとして、原告控訴を棄却しました

この不当判決につき、翌日には長崎市内で判決報告集会および追悼碑維持管理委員会の発足集会が開催され、今後とも闘っていく旨、原告の喬愛民さんらが決意を述べられました。また、長崎県への、4事業所跡への追悼碑設置要請については、応対した立石副知事が前向きの姿勢を示したことも報告されました。

なお、福岡高裁不当判決を不服とし、24日には最高裁へ上告をしています。





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2008年10月19日

中国人強制連行裁判福岡高裁判決傍聴お願いします!


控訴時の原告.JPGついに、10月20日(月)13:10より、福岡高裁の判決がだされます。

6月の和解協議が、国の、あくまでも和解を拒否するかたくなな姿勢と、三菱側の責任転嫁の言い分により決裂したことを受けての今回の判決となりますが、最高裁ですら西松建設裁判において、強制連行という歴史の事実の重さに真摯に対応し、「解決」を探るよう、「付言」で述べていることからも、まだまだ闘いは続きます。

ぜひ、多くの方傍聴にお越しください。
なお、事前集会を12:30より高裁前で開催します。ご参加ください。

また、ひきつづいて翌日21日(火)は、原告と共に、平和公園の献花、県庁への行動、そして、判決報告集会および、中国人原爆犠牲者追悼碑維持管理委員会発足集会を開催します。(詳細は以下)

※写真は去年10月、福岡高裁前の集会。
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posted by toratanu21 at 20:39| 長崎の戦後補償裁判・運動など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3代目の良心的兵役拒否者ゲオルグ・フライゼさん歓迎交流会開催!


高實さんとゲオルグくん.JPGご紹介が大幅に遅れ申し訳ありません。
8月9日に勤務終了したロマン・バラバスさんに続き、3代目のドイツ良心的兵役拒否者、ゲオルグ・フライゼさんが9月14日から、勤務をはじめています。
20歳のゲオルグさんは、ドイツのオルデンブルグ生まれ。ベジタリアンだそうで、飼い猫の名前は「プーシキン」だとか。

勤務にもだいぶ慣れ、日本語もめきめきと上達してきた今日この頃…ということで、18日(土)18時より、資料館3階会議室で、ささやかな歓迎交流会を開催。
同日は暑い日で、しかもお昼からずっと「西坂だより」の発送作業で疲れていたので、ゲオルグさんをはじめ、参加者は皆、美味しそうにビールを飲み干していました。

とても真面目でちょっとシャイなゲオルグさん。しかし、きっちりとした歴史認識と、アイルランド留学で学んだ人権や平和の意識をもって、意欲的に勉強と仕事をつづけています。
良心的兵役拒否の理念に賛同する皆さん、ぜひ、彼のこれからの10ヶ月を支えてください!

(具体的な支援)
支援金:一口1000円(できれば11ヶ月間継続してお願いしたいです)
振込先:郵便振替 01890-5-43935 長崎平和資料館
    ※必ず「兵役拒否支援」とお書きください。

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2008年10月09日

麻生太郎首相関係の記事が一番人気とは…??? 

資料館ブログの記事のなかで、過去1つしかない麻生太郎現首相関係の記事のアクセス数が、以前からだいぶ多いなと思っていたが、ここへきて急激に増えた。
ま、ピンポイントで検索してここの記事にあたったのを読んでくれているんだろうけど、なんとなく複雑ではあります。

ちなみに、その記事は、2006年の
「「外務大臣麻生太郎の汚い秘密」と金光烈さん」
というもので、アメリカの雑誌記事の紹介なのですが、なかなか面白いです。

http://blogs.dion.ne.jp/toratanu21/archives/2837064.html

先月9月分の訪問者合計798、ページビュー4534のうち、
当の記事の割合は9.0%で、トップページ9.6%についで2位。トップページはアクセス数が多くて当たり前ですが、資料館ブログとしては、2位あたりが麻生とは、どうもねえ…。もっと資料館はいろいろと良い企画やってるんだけどな。

ただ、麻生総理がどんな家のボンボンなのか、背景を知らない人には、表面には出てこない闇の部分を少しばかりお伝えできたんだろうから、まあ、そう悪くもないか…。

そんなこんなで、長崎のくんちも終わる秋の夜長、ちょいとボヤいてしまいました。皆様どうぞ許してやっておくんなさい。

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2008年10月07日

「南京・引き裂かれた記憶」上映会報告


南京武田監督.JPG 10月4日(土)午後2時より、長崎市チトセピアホールにて「南京・引き裂かれた記憶」のフィルム上映会を開催しました。
 映画は、松岡環さんら「日中平和研究会」による元日本兵士と中国人幸存者の証言聞き取りの模様を、まだ20代の武田倫和監督が映像に記録し、南京大虐殺の事実を赤裸々に、かつ立体的な方法で浮かび上がらせたドキュメンタリー。当事者でなければ分からない詳細な証言や当時使っていた中国語も出てきて、この事件が、まぎれもない事実であることが生々しい言葉とともに確認できました。

 上映後、武田倫和監督の講演があり、いまだ当事者のなかでは70年経ても戦争は終っておらず、中国人への蔑視も変わらず残っていることが指摘されました。

 当日、会場には約140名が来られ、開場前から早々と席を求めてこられる方もあり、書籍も多く売れて、関心の高さが伺われました。

※写真は講演する武田監督。

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2008年10月01日

「南京・引き裂かれた記憶」上映会ご案内

いま少しずつ、日本軍の兵士だった方々が「死ぬ前に事実を伝えよう」ということで、自らの経験について語り始めているということが、30日朝のNHKニュースで報道されていました。

やはり、係累や関係者に「迷惑」がかからなくなってきて、事実を伝えねばという気持ちになっているのでしょう。
元兵士たちの証言こそが、戦争を知らずして戦争を美化する勢力に、最大の打撃をあたえることは間違いありません。

今回のフィルム上映会では、加害側・被害側両方からの証言により、かの南京大虐殺という歴史的事件の事実を裏付けていくという、貴重かつ稀有なドキュメンタリーを上映します。
机上の議論でその有無やその規模を言うことの虚しさが、この映画を観ることで、見えてくるのではないでしょうか。
ぜひ、多くの方ご覧ください。

(以下案内より)
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岡まさはる記念長崎平和資料館 第41回連続ビデオ上映会
フィルム上映会
南京・引き裂かれた記憶
2008年10月4日(土)
   13:30開場/14時上映開始
場所:チトセピアホール
   入場料1000円(学生500円)

主催・問い合わせ:NPO法人 岡まさはる記念長崎平和資料館
電話&FAX095ー820ー5600 Mail:tomoneko@land.linkclub.or.jp


真実の歴史を、消し去ることはできない。
10年の歳月をかけて記録された、南京戦に加わったおよそ250名の日本兵の証言と、地獄を生き延びた中国の被害者180名あまりの生々しい証言が、 今から70年前に南京で何が起こったかを浮かび上がらせる。市民の活動が作り上げた渾身のドキュメンタリー作品。

●ドキュメンタリー ●約100分 ●2007-08年制作 ●武田倫和監督作品

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posted by toratanu21 at 00:36| 主なニュース・ご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする